sakuma_RAPPE’s diary

ひたすらに好きなものを語り続けるブログ。 スプラトゥーン2/BUMP OF CHICKEN/楽天イーグルス/歌

30歳からの人生戦略(著 古市幸雄) 読書感想その1

はじめに

 読書する習慣なんぞこれまで全く作ってこなかった30年。流石にこれじゃいかんと思い立ち、「月に1冊+感想を書く」ということを自分に課しました。・・・というのも、最近になって、人と話しているといかに自分が空っぽかというのかが、身にしみて感じることが増えてきたんですね。そんな危機感から、このシリーズを始めていきたいと思います。

1冊目 「30歳からの人生戦略(著 古市幸雄)」

 はい、タイトルで買いました。こうして本を読むようにしよう、感想文を書こうと思ったのはこの本の影響です。

 今まで「この人についていけばなんとかなる」とか、「相手の考えに合わせておけばうまく行く」とか、自分の考え無く生きてきたツケが最近回ってきております。2018年に今の職場となり、これまでは決められたノルマをただただ達成すれば良かったものが「現状を把握・課題分析・対応提案」という内容に変わった時、全く自分の考えが出てこないではありませんか(泣)当然仕事がうまく行くこともなく、日々怒られながら枕を濡らす日々を送った20代最後でした。

 こう書くと鬱になりそうなのでこの辺にしておきますが、そんな一年を過ごした後に、もう30を迎えたのだしいい加減にのうのうと生きることを少し見直してみよう!と思った結果、まずは見聞を広めてみようということで、この本に手を出した所です。

この本を読んでの「気づき」

 正直刺さる言葉ばかりで書ききれませんが、まずは「目標を書き出す」という点です。今思えば、高校や大学までは、「受験に合格する」だったり「バイトしてベースを買う」だったりと、何かと目標を持って行動し、それが勉強やバイトに向かう活力になっていました。

 それが働いてからはどうでしょうか。最初のうちはすべてが新鮮で、とにかく覚えることで精一杯といった所だったと思いますが、つい最近ではただただ業務時間が過ぎてくれるのを待っているような状況。仕事に向かうモチベーションはほとんど0に近いものでした。

 この本を読んで、学生時代と何が違うのか改めて考えたとき、今の自分には「目標」がよくわからないことに気づきました。当然ですが、行き先が決まっていないのに真っ直ぐ歩けるわけが無いですよね。

 「人生設計図を書き出し、歩むべき道標を常に持ち歩け。いましている行動が、夢や目標を達成するために貢献しているかを常にチェックするために。」ここがふわふわしていたので、今の自分の中には何にもないと思えてしまうのだと感じました。

これからの行動

 まずは目標を書き出すことを始めました。「仕事にスピード感をつける」「痩せる」「彼女をつくる」(!)等々。それを毎朝通勤時に、改めて確認するようにしています。そうすると不思議なもので、なんとなーく仕事に身が入るようになったり、食事に気をつけるようになったり、少しずつ変化が現れてきました。

 「達成不可能な目標を掲げてもやる気が失せてしまうだけ。大きな目標を細分化し、小さな目標を複数作るとモチベーションが持続する。」第2章のまとめにあるこの文章は、本当にそのとおりだと思います。

 まだこの本を読んでから2週間程度しか経っておりませんが、それまで続かなかった「痩せる」ということについても、「1日1000kcalに抑える」「徒歩で通勤する」という具体的な目標を設定することで、今の所続けられています。

 あいまいな目標とすると何をすれば良いかわからなくなっちゃうから、行動を具体化することで、それ一つに集中できる状況にするのが大事なんだなと思いました。

さいごに

 なるべく頭に残すよう、本を読み終わったらこうして文章に残すことも訓練していきたいですね。これも目標として掲げたいと思っております。今読んでる本にも、アウトプットしなきゃ全然覚えないよと書いてあることですし。

 本自体読み始めたばっかりですが、どんな知識を身に着けられるかちょっと楽しみになってきた今日この頃です。それではまた。